表題の「線形代数の半歩先」という本を購入しました。普段なら生成AIに質問しながら読み進めるところですが、その必要がないほど、非常に丁寧に書かれています。
生成AI時代には数学が大事だと考えているのですが、これはR&D部門にいたときの経験に関係します。
R&D部門にいたときに、世界的に有名な研究者と論文を読む機会がありました。
その研究者の論文の読み方は「数式を読む」というものでした。極論すれば「数式しか読まない」というものでした。
数式こそが技術であり、その説明文は数式の補足説明に過ぎず、全ては数式に書かれているというのです。
生成AIは自然言語で出力を出しますが、ひょっとしたら専門家にとっては冗長なのかもしれません。
少なくとも専門的な研究開発の分野では、数式で出力されるのが一般的になるかもしれません。数式で出力されても理解できるように、今から準備をしたいと思います。
