Difyが日本で流行っているのはなぜか

最近、本屋に行ってよく目にするのがDifyというローコードツールの本です。昨年辺りから流行りはじめたのですが、本屋でも新刊を目にするようになりました。

Difyが流行っているのは主に日本のようです。松尾研でDifyのYouTube動画を出していたので、アカデミアからの発信が注目度を高めたのかもしれません。

以前、RPAツールがブームになった際、日本がその主要な市場の一つであったという話があります。その背景には、ITの専門知識があまり高くない日本の人々でも比較的容易に利用できたためではないか、という見方がありました。

それでは、海外で何が流行っているかというと、Replitというコードを書いて実装できるプラットフォームが流行っているそうです。

GAFAの知財部はソフトウェアエンジニアが沢山いると言う話を聞いたことがあるのですが、「自分たちで作り上げる」と言う文化が根強いことが背景にありそうです。

日本ではエンジニアでも自分でコードを書かなかったりします。今では生成AIでコードを書くのが楽になっているので、自分で書いたコードを読んだ方がエンジニアにとっても良さそうな気がします。

このままDifyが流行っていくのか、それとも生成AIの進化によって「誰もがコードを書く」世界にシフトしていくのか。

非常に興味深いです。